いくりんのブログ

つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

DASADAのダサさが良いじゃない

こんにちは。3月になり、春の気持ち良い空気が感じられる日もありますが、新型コロナウイルスの影響もあって、街は少し寂しい雰囲気があります。ビジネスパーソンの飲食店での出入りさえ以前よりも少なくなっていることを実感します。混雑せずに食事がすぐできるので良いと言えば良いのですが…。

 

アイドルオタクとして、ライブや握手会イベントが中止・延期になると、日々の楽しみがなくなってストレス発散もできなくなりますね。最近はとりわけオタクとしての活動をしていませんが(何だかんだ2019年は日向坂の全握やライブビューイングやひなくり2019など、現場に行きましたが、特別な熱量があるわけでもなく1年以上経っています。)、日向坂46の4thシングルを購入し、ソンナコトナイヨの物語のお話をしました(https://ikurin0625.hatenablog.com/entry/2020/02/18/214454 )。あの創作物語は力作でも何でもないですが、つい秋元さんの題材から連想物語を創作してしまいます笑 全国ツアーも大阪公演4/11分が当選しているので楽しみです。コロナで延期になる可能性が高いですが。

 

日々の楽しみといえば日向坂で会いましょうとドラマDASADAくらいでしょうか(私は欅坂46のオタクではあるのですが、日々の楽しみとは感覚が違います。守屋茜さんから来るメッセージが癒しになることはありますが)。ちょくちょく雑誌が出ているので、推しメンがいたり気になる雑誌があったりすれば購入しますが、日々の仕事や資格取得に向けた勉強であまり読む余裕がありません。そこまでの優先順位ではないということですので、いつまで中途半端にアイドルオタクをしているんだろうと思います。アイドル雑誌など水を飲むような感覚で読めると言えば読めるのですが、文字情報を普段から摂取しすぎていて、なかなか読む気力が湧いてこないときもあります。だからこそ、動画コンテンツが気楽に見ることができて良いのですよね。何も考えずに、ぼーっと楽しく見ていると、精神的な重荷から解放されて幸せな気分になります。もちろん、また立ち向かわなければならないという状況が近づくと憂鬱な気分になるのですが笑

 

DASADAに関していうと、細かい分析をすることができるのでしょうけれど、それはちゃんと日頃からメンバーを見ていて、ドラマも何度もチェックしている人がやるべきでしょう。そこまでの熱量で見ることができないというのが現状です。DASADAというドラマは、主人公の佐田ゆりあ(小坂菜緒)という向こう見ずで空気が読めず自分が可愛いことだけは信じて疑わないポジティブガールと篠原沙織(渡邉美穂)という本物を夢見て妥協を許さない意固地で不器用な女の子の間の、青春の成長物語と私は捉えています。もちろん他のメンバーにスポットが当たる瞬間もあるし、それが物語の推進力になることもあるのですが、基本的にはこの二人の物語です。だから、この二人の物語という軸が崩れなければドラマはブレずに安定して進んでいくと思います。アイドルドラマなので色々なメンバーがフィーチャーされる瞬間があった方が平和で良いと思うのですが、全員に同じようにチャンスが与えられて、出演場面があるというのは学園ドラマでクラスものでないと難しいですね。

Hulu先行配信で第9話までが放映されて、もう次で終わりなのかと思うと少し寂しい気がします。メンバーの役柄がメンバー個人の人柄と一致しているとは限りませんが、特別大根芝居だなと思うこともないですし、普段とのギャップが感じられて面白いドラマだなと思います。やはり第6話のゆりあとしゃおりさんの雨の中のシーンはすごくよかったですよね。あれだけでもこのドラマを観る価値があったと思います。小坂菜緒ちゃんが演じるゆりあちゃんのおとぼけ感というか、何も考えてない感に周りが多少苛立ちを覚える場面は割と描かれていますが、このシーンの彼女の心から真剣にしゃおりさんに向き合っている言葉と表情に心打たれました。

それに、私は渡邉美穂ちゃんが特別好きというわけではないですが、このドラマもRe:Mindのときの彼女も好きです。彼女の真面目で真剣に何事にも挑む姿勢が役柄にも反映されている気がして、個人的にとても共感できるキャラクターです。簡単に夢は叶わないし、挫折も繰り返します。自分の考えが甘く他人に馬鹿にされる瞬間もあるかもしれません。それでも、しゃおりさんの本物になりたいという純粋な思いがゆりあの家庭的事情と甘い商売意識に結びついて周りを突き動かしていく様は、決して現実離れしているわけでもないという印象を抱きます。まあ、あそこまで順調に事が進むということはなかなかないとは思いますが笑

 

今度の最終回が中途半端な形で終わったとしても、私としてはある程度すでに楽しめたので良かったかなと思っています。

本当は分かりやすくドラマのキャプションなど載せたいですが、著作権侵害で訴えられると困りますのでやめておきます笑

 

終わり